うちの子供達に伝えたい。テスラとイーロンマスク

テスラの社長イーロンマスクが言っている未来(地球に人間が住めなくなる日が来るから火星に移住するためにロケット作るとか。地球のエネルギーをサステイナブルに移行するとか。)なんて現実味がなくて、興味持てない。って私もずっと思っていました。

 

テスラの本社は西海岸のカリフォルニアです。アメリカの反対側の東海岸でも去年あたりまではほとんど見かけなかったテスラでしたが、今年に入ってものすごい勢いで増えてきています。去年前半あたりまでは一日一台見るか見ないかでした。今年に入ってから毎日何十台も見ています。東海岸でもそうなのですから、カリフォルニアではテスラだらけらしいです。

 

テスラって何?誰が作ったの?見栄っ張りのお金持ちが乗る高い車じゃないの?テスラのことをもう少しだけ知って、子供に少しでもテスラについて語れるようになりたいです。

 

既存の高級車、ベンツ、BMW等のシェアをめっちゃくちゃかっさらってます。株式市場でも、今現在テスラ株の時価総額:一株当たりの値段×総発行株数が世界の全自動車会社のそれを合計した額より上回ってます。

 

将来的にはには200万円代のクラスも売り始めるということ。そうするとトヨタのカローラとか本田のシビックとかからもシェアを取り始めるんじゃないの?日本の主幹産業大丈夫でしょうか。大丈夫じゃないっぽい。

 

私たちの子供たちが車を運転する頃にはどうなっているのでしょうか。

 

わたしがこのブログを書いている理由はうちの子供に伝えたいことをおこがましいですが、私の友達の子供にも伝えたい、もっとたくさんの子供に伝えたいと思ったからです。子育て中のお母さんやお父さんが一人でもこのブログを読んでいただいて、テーマに興味を持っていただいてお子さんとそのテーマについてお話ししたり、特集の動画をみたりしながら子供たちの心に感動をあたえられればと願っています。

 

うちの子供たちをみていていつも焦ってました。学校では算数とか国語とか勉強して帰ってくるけど、こんなに社会が大きな変化をしているときに今までと同じカリキュラムで学ぶことだけを学んでて大丈夫かと。大学に進学するまでには社会でどんなことが起きているのか十分知っておいてほしいと。学校の教科書は今までに起こったことしか載っていない。これから起こることは載ってないけど、知っておかなくてはならないことを子供たちに伝えなければと。

 

テスラの話に戻ります。

 

一昔前に日本で携帯電話の世界で何が起こったのかを思い出してみます。

 

ちょっとインターネットで調べたことコピペしちゃいます。

 

2000年代後半までフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)が全盛であり、パナソニックやシャープ、東芝といった国産家電メーカーが主要機種を販売し好調でした。しかし、2008年に登場したiPhone3Gによってその状況は一変します。2010年代に入るとスマートフォンが全盛となり、それまで多くの端末を開発してきた国産家電メーカーは苦戦を強いられ、結果として多くのメーカーがスマホ市場から撤退していくことになりました。

 

以上コピペでした。

 

ある投資家の話では、携帯電話産業で起こったことが車産業でも起こると言うのです。まじですか?電気自動車に注力していない会社は淘汰され、電気自動車の開発を頑張ってる会社だけ生き残る。また、その後はテスラや他社が現在頑張って作っている自動運転の技術が完成すれば個人が車を所有する時代は終わると。自動運転技術を搭載したカーシェアリングが始まれば個人が車を所有する必要がなくなるというのです。ですので、自動運転技術のパイオニアが一人勝ちするでしょうと。

 

中田さんの動画でもそのお話をしていますのでお時間がある方はこちら見てみてください。6分あたりからテスラの話が始まります。

 

www.youtube.com

 

テスラ、テスラっていうけど、本当にそんなことになるの???皆さんはどう思いますか?個人的に皆さんのご意見もとっても興味がありますので、お時間ありましたらコメントいただければ嬉しいです!

 

今日お話ししたいもう一つのテーマはテスラの社長イーロンマスクについてです。

 

イーロンマスクの幼少時代はとにかく本が好きで好きで図書館にある本をすべて読んじゃって読む本がなくなったので図書館司書にもっと本を買ってくれとお願いしていたらしいです。

 

ある日、親にコンピューターを買ってもらい、あまりに楽しすぎて、夜も寝ず、いじくり続けて、3日目にぶっ倒れたといういこと。

 

青年期に入ると自分の弟と一緒にオンラインコンテンツ会社「Zip2」を起業。のちにコンパックにZip2は3億7千万ドルで買収されました。3億7千万ドルというと今のレートだと300億円超えていますよね。会社が買収されたときにイーロンさんには2200万ドル、約25億円が入ってきました。わたしが本当に純粋にイーロンさんが尊敬できると思うところはこんなお金を手にしたんだったら、ゴルフ行ってプールで汗流して楽に一生遊んで暮らすという道を選べるのに選ばなかったところです。常に世に価値を輩出するべくこのお金でまた次の事業を始めるところです。イーロンさんが始めた新しい事業はオンライン銀行サービスでした。のちにペイパルになる会社です。イーロンさんはペイパルの大株主になりました。その後eBayがペイパルを買収した際に、イーロンさんには一億8千万ドルが入ってきました。1億8千万ドルって2百億ドル越えですよ。またまた、このお金でバラ色引退生活を送ることはなく、なんとなんと、ロケットを作り始めます!Crazy!!ロケット技術者でもなんでもないのに、自分の信念に向かって200億円つぎ込んで!本当にロケットのマニュアルとか見ながら何人かでロケットのパーツとか自分たちで作り始めたらしいですよ。ロケット打ち上げで失敗し続けて、ペイパル売却時に手にしたお金は底をつき、当時のガールフレンドのお父さんの家の地下に住んでたということです。

 

テスラに出資してテスラに参加し始めた時も、成功率10パーセントのつもりだったらしい。それが今やカーメーカー大御所をも脅かす会社に成長。

ロサンゼルスの渋滞がやばいから地下にトンネル掘ったりとか、人間の脳をAIに接続することを目指してみたりと次々と新しい事業を進めてます。

 

この人クレイジーや。でも自分のためではなく人類のために頂いた夢に向かって頑張る姿、子供たちにも知ってほしいし憧れてほしいです。あまりにも自分たちの生活範囲内にこういう人がいないのであんまり共感も感動も感じられないかもしれませんが、彼の仕事に対する姿勢って学ぶところ多くないですか?

 

あたしにはもう無理です。イーロンさんに感動はしますが、憧れて、イーロンさんに続けなんてできないです。なので子供たちにイーロンさんの背中を見て感動してイーロンに続け!と燃えてほしいです。

 

その一心です。

 

ながながと長文になってしまいました。失礼いたします。